「もともと海や山などの自然が好きで、サーフィンに対する憧れが強かったんですが、ハワイで体験スクールに入ったことがきっかけでサーフィンを始めました。最初は恐怖心が強かったのですが、海に入って3回目にボードの上に立てたとき、それまでの怖さや疲れが一気に吹き飛んだんです。その後は毎週海に行くようになりました。でも、もっと長く波に乗りたくてもすぐバランスを崩してしまうし、息切れして体も疲れやすくて…。そこで始めたのがファンクショナルトレーニングなんです」。
ファンクショナルは直訳すると「機能的」ということ。その人がどういう動きを必要としていて、どういう動作ができるようになりたいかという目的に合わせて、スムーズに動ける体をつくる=機能的に動けるようになるためのトレーニング方法がファンクショナルトレーニングです。
「サーフィン上達の近道は、とにかくいい波に乗ることと言われるのですが、仕事もあって週末にしか海に行けないので、悶々としていたんですよね。もともとは体幹を鍛えるためにヨガをしていたのですが、コロナのせいで教室も通いづらくなって。そんなことをサーフィン仲間に話したら、ファンクショナルトレーニングをするようになって、パフォーマンスが劇的に上がったよと言われたんです。その友人はトレーニングのためにエニタイムに通っていたのですが、コロナ対策もしっかりしているし、24時間営業なので、時間を気にせず通えると言っていたことも興味を持った大きな理由でした」。