夢への挑戦、応援レポート
第2回
「カヌースプリントで
インカレ優勝を目指します!」
編
応募のきっかけを教えてください。
私は、大学でカヌースプリント競技に取り組んでいます。最終学年となる今年度は、インカレ優勝を目指しています。今年度のインカレは、8月下旬から9月上旬(8月30日~9月4日)に開催され、200m種目に出場します。200mを44秒から45秒でこぐと、優勝できる可能性があるのですが、私は42秒でこぎ、優勝したいと思います。これまでのトレーニングによって、ベンチプレスの1RMは100kgを超え、プッシュ系の種目は順調に発達していますが、プル系の種目が停滞しています。プル系のトレーニングを充実させることによって、背中側の筋量・筋力を増加させ、かつ、体脂肪率も低下させることによってこの目標を果たしたいと思います。
当選者特典の使いみちは?
(夢のサポート資金として最大20万円)
- 遠征試合の移動費
- 宿泊費
- プロテイン等の購入費
脚の力を上半身に伝える、
連動性の強化を目標に
カヌースプリントは、流れのない河川や湖にコースを設置し、複数のボートが一斉にスタートしてタイムを競う競技スポーツです。高校生の時にカヌースプリントに出合って以来、ずっとこの競技に打ち込んできたのが山梨学院大学の4年生、眞田友紀乃さん。これまで月曜以外の週6日、技術的なことを中心にトレーニングを続けてきたそうですが、眞田さんの夢である「インカレ優勝」を叶えるために、さらなる身体能力の向上を目指して、初夢キャンペーンに応募されました。
ある日のトレーニングメニュー例
【 筋肥大を狙う週 】
- レッグエクステンション82kg
(1セット目6回、2セット目4回、3セット目3回) - レッグカール75kg
(1セット目5回、2セット目4回、3セット目2回) - ヒップアダクション110kg
(1セット目10回、2セット目6回、3セット目4回) - ヒップアブダクション110kg
(1セット目4回、2セット目4回、3セット目2回) - トレッドミル
トレーナーとのカウンセリングでは「オールを力強く漕ぐためには上半身のトレーニングはもちろん大切ですが、それ以前の問題として脚の力を上半身にどう伝えていくかという連動性も大切なので、今は脚力を強くしてはいかがでしょう。身体の中で一番大きい脚の筋力をアップすることで、体脂肪率の低下にもつながります」ということをお伝えして、トレーニングの方向性が決まりました。また、今までベンチプレスは102.5kgの重さを持ち上げていたそうですが、20kgを100回×3セット持ち上げるような有酸素運動的なことを狙うトレーニングも取り入れ、筋肥大を狙う週と有酸素運動的な週を交互に交ぜていくことになりました。
ある日のトレーニングメニュー例
【 筋肥大を狙う週 】
- レッグエクステンション82kg
(1セット目6回、2セット目4回、3セット目3回) - レッグカール75kg
(1セット目5回、2セット目4回、3セット目2回) - ヒップアダクション110kg
(1セット目10回、2セット目6回、3セット目4回) - ヒップアブダクション110kg
(1セット目4回、2セット目4回、3セット目2回) - トレッドミル
トレーニングと
競技のパフォーマンスが
シンクロしてきたことを実感
筋肥大を狙う週は、今までより重りを2つほど重くして、1セット目でギリギリ10回できるくらいの負荷を設定。エニタイムでは週3回をベースにハードなトレーニングを黙々とこなしていった眞田さんは、6月の終わりにはトレーニングと競技のパフォーマンスがシンクロしてきたといいます。
「もともと脚のトレーニングはそんなにやってこなかったんですけれど、実際、こぐ動作の中では最初に脚を蹴って、その力を上肢に連動させることが大事なんですよね。脚のトレーニングができたことによってひとパドルで強くこげるようになりました」。次のステップとして肩甲骨の間にある胸椎の回旋を上手に動かすためのトレーニングなども取り入れ、8月にはインカレの前哨戦となる関東学生カヌースプリント選手権大会(関カレ)に出場、無事に6位で予選通過し、インカレに駒を進めました。
「私の理想のレース展開は、最初の25mあたりで差をつけて、後半も他の艇より一歩前にでた状態をキープできることです。関カレの優勝タイムは46秒だったのですが、普段から自分も45、6秒あたりはでていたので、とても悔しいです。本番でベストタイムがだせればいいところまでいけるはずなので、インカレでは狙っていきたいです!」。そう語ってくれた眞田さんは9月4日に本番の日を迎えます。
念願のインカレ出場、眞田さんは力を発揮しきれるか…!
前日に行われた予選では、台風の影響で競技時間が大幅に変更となるなど波乱含みでしたが、眞田さんは4位で予選を通過、準決勝進出を決めました。そして準決勝の結果は……48秒240で惜しくも4位。3位の選手(48秒063)にコンマ1秒及ばず、あと一歩というところで決勝戦進出を逃し、大学最後のインカレが幕を閉じました。
「3位まで決勝に出場できたので、とても悔しいです」と何度も口にしていた眞田さんですが、今回の挑戦の感想を聞くと、「エニタイムでのトレーニングでは、スタッフさんに本当にいつも声をかけてもらえて、とても励みになりました。トレーニングの成果でいうと、体重は69kgから67kgに、体脂肪も2%くらい落とすことができました。そして私の知らないトレーニングメニューをたくさん教えていただき、脚と上半身の連動がスピードにつながったのは大きな収穫でした。もともとプル系の種目が伸び悩んでいたのですが、インカレ前には40kg×80回達成することができたので、そこはすごい成長できたと感じています。インカレは終わってしまいましたが、これからも競技を続けていきたいです。エニタイムにも通うつもりです」と答えてくれました。
眞田さんにとってカヌースプリントの魅力とは「非日常の感覚」だと言います。「普段、陸上の生活では感じられない船を進ませる感覚、自分でこいだ分だけ船が進んで、自分ががんばったらその分、タイムが縮んでいくのは何ものにも代え難いですね。特に私の専門の200mは一瞬のタイムを競う競技で、見ていて迫力があります。カヌースプリントは日本ではマイナースポーツですが、この競技の楽しさや魅力をたくさんの人に知ってもらいたいと思っているのでこれからもがんばります!」
夢への挑戦、応援レポート
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ヘルシアマガジンで紹介しています。
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初夢当選者
眞田友紀乃さん
主な利用店舗
甲府湯村店