FitnessVol.8
エニタイムの初心者向け
~ストレッチの役割って
ストレッチ用ポールを使った
ANYTIME FITNESS for beginners.
エニタイムの初心者向け
How Toトレーニング
第3回
~ストレッチの役割って
なんですか?~
適切なストレッチはトレーニングの質を上げる
ストレッチはとても重要です。ジムに来ていきなり運動を始めてしまうと、体の可動域(関節の動く範囲)が狭く、動きについていけなくてケガをしてしまうことがあります。そんな状態でトレーニングマシンを使っていてもスムーズに体が動かせません。適切なストレッチはトレーニングのパフォーマンスの向上につながります。また、運動後のストレッチも大切です。体をクールダウンし、筋疲労の回復促進、筋肉痛の緩和が期待できます。ぜひ、ストレッチを行ってみてください。運動前と後のストレッチは同じ種目でも良いと思います。
今回はストレッチ用ポールを使ったストレッチ、使わないストレッチをご紹介します。ポールを使うことでより可動域が広がるので、ぜひストレッチ用ポールを使用してみてください。
ストレッチは難しいものではありません。「筋肉を伸ばす意識」ができていればいいでしょう。ストレッチをする時間の目安は5~10分程度。長くする必要はなく、ひとつの種目を30秒~1分程度でOKです。
人によって、「今日は胸を鍛えよう」「脚を鍛えよう」というトレーニングの目標があると思います。体は連動していますのでそんな時もストレッチは全身に対して行ってください。
ストレッチ用ポールを使った
肩甲骨、肩のストレッチ
ストレッチ用ポールの上に寝転びます。足を肩幅ほど広げてください。「前にならえ」の要領で肩甲骨を前に出すように手を突き出します。次に胸を開いた状態で手を床につき、小さく円を描くように動かすと肩甲骨が動きます。肩甲骨や肩周りを意識しながら、この動きを数回繰り返してください。
肩のストレッチ
あぐらをかき、胸を張った状態で指先を肩に置きます。指先を肩につけたまま、肘で円を描きます。慣れてきたらできるだけ大きな円を描くように回します。逆回しも行ってください。各10回ほどが目安です。
肩のストレッチ
腕をクロスして片腕でもう一方の腕を抱え込むようにします。抱えている側の腕をしっかりと引きつけ、肩が上がらないようにしましょう。
胸と背中のストレッチ
手を組んで後ろに伸ばし、息を吸いながら胸を張ります。肩甲骨や胸が伸びるのを感じながら息を吐き、手を前に組み替えます。背中を丸めながら(大きなボールを抱えるようなイメージ)手を前に伸ばします。視線はおへそ辺りに向けてください。
もも裏のストレッチ
胸を張り、あぐらの状態から脚を伸ばします。伸ばした脚の膝に向かって体をゆっくり倒していきます。この際、つま先は真っ直ぐ立ててください。余裕があれば足先をタッチしたり掴んだりしてみましょう。膝裏がきつく感じたら、無理をせず脚を曲げて行っても大丈夫です。ももの裏側が伸びているのを意識して行ってください。
太もものストレッチ
両足を前に出した状態で座ります。片方の脚を折り、太ももの伸びを感じながらゆっくりと体を後ろ側に倒していきます。そのまま倒れられるようでしたら肘をつき、さらに太ももの伸びを感じます。
ANYTIME FITNESS for beginners.
エニタイムの初心者向けHow Toトレーニング
※エニタイムフィットネス店舗内では、
一時的にマスクを外して撮影しています。
3回目の今回は「ストレッチ」について。皆さん、運動前や後にストレッチを行っていますか?
していないという方はぜひ、記事を参考にストレッチを行ってみてください。すでにストレッチをしている人も、新しい気づきがあるかもしれませんよ。