FitnessVol.6
ANYTIME FITNESS for biginners.

エニタイムの初心者向け
How Toトレーニング
第1回

~代表的なマシンの使い方~

写真・藤原 慶 文・ヘルシアマガジン編集部
取材協力・金澤 卓也
撮影店舗・エニタイムフィットネス ライフガーデン綱島店
ジムに通い出しても、何をしたらいいのか分からない……。そんな方もいるのではないでしょうか。3回シリーズでトレーニングについて「代表的なマシンの使い方」「トレーニングマシンの重量、回数、頻度」「ストレッチ」をお伝えします。
1回目は「代表的なマシンの使い方」です。皆さんはどのようなマシンを使っていますか? もし、「何をすれば良いかわからない」「最近マンネリかなあ」という方はぜひ読んでみてください。記事を読めば「マシンを使う意味」が分かっていただけると思います。

エニタイムではどのような運動ができるのでしょう?

運動には大きく分けて有酸素運動と筋力トレーニング(無酸素運動)があります。有酸素運動とはウォーキング、ランニング、自転車、水泳など比較的長い時間継続して実施できる運動です。
筋力トレーニングはウエイトリフティングやマシンを使った短時間で運動強度の高いものです。ジムに入りたてで「何をしようかな……」と思う人は〈ランニングマシン〉や〈クロストレーナー〉などの有酸素運動をおすすめします。持久力アップや体脂肪燃焼が期待できます。

有酸素マシンの扱いに慣れてきたら、今度はマシンを使った筋力トレーニングを行いましょう。筋力トレーニングの目的は筋肉を強く、そして大きくすることです。筋肉量を増やすことでケガを防止したり、基礎代謝をアップすることができます。

「痩せたいから有酸素運動をする」という方は多いと思います。もちろん、有酸素運動はダイエットが期待できます。しかし、筋力トレーニングを行い筋肉量が増えると基礎代謝がアップします。すると、効率良く脂肪燃焼をすることが可能です。スタイルを気にされる方から「筋トレをすると脚が太くなるから……」という声を聞くことがあります。しかし、適切な筋力トレーニングを行えば基礎代謝が上がり、脚は太くなるどころか引き締まるでしょう。

では、筋力トレーニングと有酸素運動のどちらを行えば良いのでしょう。ここまで読んでくれた人ならもうお分かりですよね。答えは両方です。ぜひ、有酸素運動と筋力トレーニングの両方のマシンを使ったトレーニングを行ってください。順序と時間は以下の通りです。


1)30~40分程度の筋力トレーニングを行う
2)10~15分程度の有酸素運動を行う

もちろん、急に効果は出ません。しかし、これを習慣的に取り入れていくとやがて効果が見えてくるでしょう。

あなたに合ったマシンを選ぶには?

では、どのようなマシンを使用すれば良いでしょうか。
エニタイムフィットネスには鍛える部位ごとにたくさんのマシンが並んでいます。マシンには「どこが鍛えられるか」を示したステッカーが貼ってあったり、使い方を記したマニュアルが用意されていたりします。それらを目安にマシンを見つけてみてください。

一番いいのはスタッフに聞くことです。ぜひ、スタッフのいる時間帯に「使ったらいいマシン」「マシンの使い方」「正しいフォーム」を尋ねてください。その際、たくさん聞くと、覚えきれません。まずは1~2台のマシンの使い方を覚えましょう。

筋力トレーニングには、ダンベルやバーベルなどを使用する「フリーウエイト」というものがあります。こちらは文字通り、運動する人が自在に動かすことができるトレーニングです。動きが自由な分、押さえるべきポイントが多いので、基礎が固まっていない人が行うと体を痛めてしまったり、重いウエイトを落下させるなどしてケガをしてしまうことがあります。まずはマシントレーニングを行い、経験と知識を付けたところでフリーウエイトに挑戦してみてください。

入り口は憧れでも良いんです

それではどのようなマシンを使うといいでしょうか。最初は胸、背中、太ももなどの大きな筋肉を狙うことをおすすめします。ですが、最初のうちは自分が使いやすいマシンや相性のいいもので構いません。大好きなモデルや俳優がいて、「こんな体になりたい」という動機でもいいと思います。その部位に効くマシンを使ってみましょう。入り口は憧れでもOKです。楽しい方がモチベーションは上がりますし、トレーニングも長続きするでしょう。そして、慣れてきたら満遍なく全身を鍛えてください。マシンの種類は少しずつ増やしていくといいでしょう。

では、代表的なマシンの使い方のポイントをお伝えします。以下のマシンはほとんどのエニタイムフィットネスにあるものです。ぜひ、皆さんのトレーニングに取り入れてください。

ランニングマシン

ランニングマシン
無理のない速度で歩いたり、走ったりします。筋力トレーニング後に行うと効果的です。その際は10~15分程度でOKです。持久力を付けたい方は長時間のランニングにチャレンジしてみてください。

シットアップ

シットアップ
シットアップ
 
 
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専用のベンチ台の上に座り、バーで足を固定して腹筋を行います。おなかの中心にある腹直筋を狙います。勢いをつけず、ゆっくりとおなかの筋肉を意識して、おへそをのぞき込むように起き上がってください。慣れてきたら少し傾斜をつけてみましょう。

レッグプレス

レッグプレス
レッグプレス
 
 
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プレートに両足を置き、深く座ります。足は肩幅くらいに開きます。膝の角度は90度に。グリップを持ちゆっくりと両足でプレートを押し、膝を伸ばします。この際、負荷が抜けてしまいますので膝を伸ばしきらないように注意してください。また、お尻も浮かさないようにしてください。

ラットプルダウン

ラットプルダウン
ラットプルダウン
ラットプルダウン
ラットプルダウン
 
 
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パッドの高さを調整し、太ももとパッドがピッタリつくようにします。ウエイトをセットし、バーを握ります。カーブの所から拳ひとつ分ずらした部分を握ってください。背中の筋肉を意識しながら、バーを自分の鎖骨に向けて引きます。肘が後ろに行かないよう気をつけてください。バーを戻す時は肩を上げすぎないよう、ゆっくりと戻します。

チェストプレス

チェストプレス
チェストプレス
チェストプレス
チェストプレス
 
 
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シートの高さを調整し、グリップの高さが胸のトップに来るようにします。シートに頭をしっかりとつけたまま、グリップを前に押していきます。この時、胸を張り、肩甲骨を寄せた状態で動作を行うと良いでしょう。グリップを戻す時に肘が上がらないよう注意してください。肘で押すイメージでバーを押すと理想的なフォームになるでしょう。

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※エニタイムフィットネス店舗内では、
一時的にマスクを外して撮影しています。