FoodVol.7

トレーニーにおすすめ
ごはんになるオートミール

文・ヘルシアマガジン編集部
写真・DAICHI

日々運動をしている方は、食事のことも大切にしていますよね。食事は毎日のことだからこそ、健康的な食品を選びたいもの。数年前、栄養バランスが良く、そして効率的にタンパク質を摂取できるとして「オートミール」が注目されました。オートミールとは、オーツ麦(燕麦:えんばく)を脱穀し、調理しやすいように加工したもので、食物繊維が豊富で腸内環境の改善効果が期待できます。さらに低GI食品(血糖値が上がりにくい食品)で、ミネラルが豊富と良いことずくめ。最近では食感が「ごはん化」した進化型オートミールも登場し、トレーニーたちの間でさらに存在感が増してきています。今回はオートミール製品を企画・販売している日本ケロッグの清水祐貴子さんにお話を伺いました。

主食と置き換える
新しい「オートミール」の食べ方

オートミールはトレーニーたちからよく聞くキーワードの一つです。すごく注目されていますね。

ありがとうございます。オートミールの魅力は、なんといってもそのヘルシーさです。ケロッグの「粒感しっかり オートミールごはん」は1食分(30g)で白米ごはん1杯分(150g)と比べ、食物繊維が6倍、糖質は60%オフです。「大豆たんぱく オートミールごはん」は、タンパク質もしっかり10g取ることができるので、健康を気遣う方や運動をする方はもちろんですが、普段あまり運動をしない方にも広く支持されているように思いますね。

私たちは、日本人の多くが召し上がる白米と置き換える、つまり、オートミールに熱を加えて「ごはん化」し、主食として推奨しています。水を加えてレンジで90秒チンするだけという手軽さも魅力です。置き換えは朝食・昼食・夕食の、どのシーンでも大丈夫です。「粒感しっかり オートミールごはん」と「大豆たんぱく オートミールごはん」は、お米の粒感がしっかり再現されていることに加え、ふっくらもちもち感を楽しめるよう「ごはん化」に最適な黄金比を追求している為、白米との置き換えがスムーズにできると思います。私たちとしても、イチオシの商品となっております。

ただ、食べたことのない方には少しハードルが高い印象もありますね。

確かにそういうお声も聞きますね。「オートミール」が「白米」を置き換えると聞くと、違和感を覚えるという方も多いと思いますが、白米のように粒感がしっかりした「オートミールごはん」なら、チャレンジしやすいのではないかと思います。

特に、チャーハンや、カレーにして食べていただくと、食べ慣れない方でも食べやすいかと思います。オートミールに置き換わっていることに気付かれないぐらい、粒感やもっちり感がしっかりしています。運動をしている方で、さらにタンパク質を取りたいという方は納豆ごはんもおすすめです。

「オートミールは知っているけど、まだ食べたことはない」というような方が、たくさんいらっしゃると聞いています。オートミールは栄養価が高い食材なので、その良さとともに、おいしい召し上がり方も啓発させていただくことが私たちの使命だと思っています。

オートミールを日常に取り入れると、手軽にタンパク質を摂取しやすくなりますね。

タンパク質は体に蓄積することができないので、毎食取ることが大事だといわれていますが、オートミールだったら手軽に摂取いただけるかなと思います。今の時代は忙しい方も多く、一昔前のように、食卓におかずがたくさん並んで…というのは難しいですよね。そんな時代に、主食をオートミールに置き換えてタンパク質を取ることで、皆さんの健康的な生活に寄与できるかなと思っています。

エニタイムフィットネスに通われている方におすすめなのが、オートミールで作るおにぎりです。好きな具材やふりかけでおにぎりを作っていただき、トレーニング前後に食べてるというのも手軽でいいかなと思います。『オートミール』でもいいのですが、『オートミールごはん』シリーズですと、作ってから時間が経った後に召し上がっても、もちもち感がなくならずおすすめです。

清水さんおすすめの
レシピ
オートミールおにぎり

おうちごはんにも、トレーニング後にもぴったり

【原材料】

大豆たんぱく オートミールごはん
40g(約大さじ5杯)
60ml
白だし
小さじ1
焼きのり
1枚
好みの具材(梅干し、鮭フレークなど)

【作り方】

1

「大豆たんぱく オートミールごはん」と水と白だしを深めのお皿に混ぜ入れて、1分ほどおく。

2

(ラップはかけず)レンジで加熱する。
※500Wで約1分30秒が目安

3

粗熱がとれたらラップに広げ、お好みの具材を入れて握り、のりをまく。